国公立大学2次試験に向けて物理でも、やはり各大学の過去問を解いていきます。過去問を解いてできなかったところを、復習していきます。ここでの復習には2種類あります。
一つ目は、覚えていない公式や基本事項がある場合です。教科書や今までに勉強した問題集で、公式や基本事項を確認して簡単な問題を解いておきましょう。この時点で忘れている公式などがないようにしておきます。
二つ目は、例えば虹の問題ができなければ、虹の問題を3問か4問集めて解いておきましょう。気球の問題ができなければ気球の問題を集めて解きましょう。ここで大切なことは、その問題に出てきている現象のイメージをはっきりとつかんでおくことです。同じ種類の問題をやることで、自分があやふやだったイメージが次第にはっきりと分かってきます。気球の問題では、同じ気体で圧力・温度・密度を別の状態にしてもイコールが成り立つなど、その時の状況の変化をイメージできるようにしておきましょう。
物理が解けるということはイメージをしっかりと把握することです。そのイメージを式にできれば80%は問題が解けています。
みなさん、最後の追い込みの時期です。2次試験に向けて物理も頑張って勉強してください。私立大学の受験も頑張ってきてください。